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らすとぉ~!
10月
本格的にインターン開始。
14日、嶺北にてIフェスタという、いなかインターンシップの成果プレゼン会を、学生たちと一緒になって企画・運営する。
また、「れいほくスケルトン」といって、高知の嶺北地方からの良質の杉材を使った木造住宅の構造体をキット化したものを、県外にPRしていくための協議会に関わらせてもらうようになる。
(M社ではパンフレット・HP作成を担当)
体調が完全復調とはいかない自覚があったので、無理はしたくなかった。
ということで、インターンの形式としてはプロジェクト単位で、基本的には水(午後)・木(午後)・金(一日)の勤務としてもらい、残りは読書をしたり、ドライブをしたり、思索に充てる生活。
11月
M社編集長Kさんの計らいで、高知大のCBI(Collaboration based internship)という授業のスタッフ(というかお手伝い)をさせてもらうようになる。
CBIはCBI企画立案(大学1年後期)、CBI実習(大学2年前期)、CBI自己分析(大学2年後期)という3段階で構成されている授業で、11月から自分はCBI企画立案に関わらせてもらうことになった。
CBIは、平たく説明すると、学生が大学生活の前半で、自分の生き方を「自律的に考える」、つまり自分で自分の路を模索し、人生を歩んでいくための契機をつくることを目指したカリキュラムで、生き残りをかけて高知大学が生み出した、全国でも珍しい先進的な取り組みらしい。
CBI企画立案は、その基礎となるもので、学生がCBI実習で実際に長期インターンシップ(いなかインターンシップだけでなく、東京、大阪、愛媛、岐阜などの企業がコーディネートしている企業へのインターンシップもある)に参加するかどうかを、自分の価値観や今後の人生を見つめた上で判断するための授業。
具体的には、県内外から、実に個性的・魅力的な生き方をしている方々を“師匠”としてお呼びし、“社会人寺子屋”なるものを5・6人のグループ単位で、学生自らが企画・開催するというものだった。
この授業に関わらせてもらったことで、自分自身が勉強させてもらったことは、非常に大きかった。
大学1年や2年の子たちの、真剣な生き方への強烈な想い。
そんな彼らの姿に、授業の度、昔の自分と比較してしまい、自分の情けなさを改めて痛感し、落ち込んだりもした。
でも、「いかに生きるか」という(ある種答えのない)命題の、自分なりの答えを考える上で、授業を通じ、様々な社会人の方々の人生観に触れられたことは、この上なく貴重な経験となった。
23-26日、大学時代の盟友、H・Sと熊本旅行。
レンタカー事故など若干のアクシデントなどもあったが、阿蘇の雄大な景色は最高だった。
二人には、本当に楽しい時間を共有させてもらった。
反省点としては、スケジューリングだったかな?
でも、そんなある程度適当な部分ありの旅行も、自分たちらしくてよかったのかも(笑)
年に数回しか会えなくても、今までに出会った大事な友人たちとは、こんな風にいつまでも付き合いを続けていきたい。
12月
M社では引き続き、CBIのお手伝い。
1-2日、島根にて開催される「しまね農村未来会議」なるものに、M社スタッフとして出席させてもらう。
超少子高齢化、過疎、農地山林の荒廃など、様々な問題を抱える中山間地域の「再生」をテーマに、同じような問題意識を持って活動をしている日本全国の団体が集まり、交流を含めた意見・情報交換のための戦略会議。
「農村の再生はなぜ必要なのか?「それは可能なのか?」「そもそも、本当に必要なことなのだろうか?」など、活発な議論が交わされて、いろいろと勉強させていただいた。
ただ、結局ディスカッションでも結論のようなものは出るに至らず、改めて農村や限界集落の未来を考えることの難しさを痛感・・・
個人的には、手立てとして考えられることが本当にあるのだろうかという、自分の無力感からの寂しさをおぼえた会議だった。
9日、高校3年間担任を務めていただいたU先生とさし飲み。
12月はどうもバイオリズムが不安定で、気分的にブルーになる瞬間が何度かあった。
ふと、ある時そんな状態になり、衝動的に連絡してしまったわけだけど、そんな急な誘いにも関わらず、先生は快く応じてくれて、すぐに会うことになった。
U先生に会うのは約一年ぶり。
この一年にあった情けないことの数々、そして愚痴を、嫌な顔ひとつせず、ひたすら真剣に聞いてくれた。
そんな先生に恵まれたことに、感謝・・・
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以上、かなり振り返りが遅く&長くなったけど・・・
2007年は、波瀾万丈、本当にいろいろなことがあった。
これまでの生きてきた中で、最も辛く、苦しかった。
でも、それだけに、いろいろなことを深く考える機会をもつことができ、いろいろな学びを得ることができたと思う。
そして、崖っぷちでも何とか踏みとどまれたのは、いろんな方々の支えがあってこそのことで、自分を支えてくれた全てのみなさんに、感謝の気持ちで一杯だ。
2008年のテーマは・・・「再起」
焦りは禁物だけれど、今年頑張らなければ、来年以降には絶対つながらない。
臥薪嘗胆、頑張る!!