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大切なのは、謙虚に、素朴に、そして素直に生きること・・・
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★2008/01/05 (Sat)

らすとぉ~!


10月
本格的にインターン開始。
14日、嶺北にてIフェスタという、いなかインターンシップの成果プレゼン会を、学生たちと一緒になって企画・運営する。
また、「れいほくスケルトン」といって、高知の嶺北地方からの良質の杉材を使った木造住宅の構造体をキット化したものを、県外にPRしていくための協議会に関わらせてもらうようになる。
(M社ではパンフレット・HP作成を担当)

体調が完全復調とはいかない自覚があったので、無理はしたくなかった。
ということで、インターンの形式としてはプロジェクト単位で、基本的には水(午後)・木(午後)・金(一日)の勤務としてもらい、残りは読書をしたり、ドライブをしたり、思索に充てる生活。


11月
M社編集長Kさんの計らいで、高知大のCBI(Collaboration based internship)という授業のスタッフ(というかお手伝い)をさせてもらうようになる。
CBIはCBI企画立案(大学1年後期)、CBI実習(大学2年前期)、CBI自己分析(大学2年後期)という3段階で構成されている授業で、11月から自分はCBI企画立案に関わらせてもらうことになった。
CBIは、平たく説明すると、学生が大学生活の前半で、自分の生き方を「自律的に考える」、つまり自分で自分の路を模索し、人生を歩んでいくための契機をつくることを目指したカリキュラムで、生き残りをかけて高知大学が生み出した、全国でも珍しい先進的な取り組みらしい。
CBI企画立案は、その基礎となるもので、学生がCBI実習で実際に長期インターンシップ(いなかインターンシップだけでなく、東京、大阪、愛媛、岐阜などの企業がコーディネートしている企業へのインターンシップもある)に参加するかどうかを、自分の価値観や今後の人生を見つめた上で判断するための授業。
具体的には、県内外から、実に個性的・魅力的な生き方をしている方々を“師匠”としてお呼びし、“社会人寺子屋”なるものを5・6人のグループ単位で、学生自らが企画・開催するというものだった。

この授業に関わらせてもらったことで、自分自身が勉強させてもらったことは、非常に大きかった。
大学1年や2年の子たちの、真剣な生き方への強烈な想い。
そんな彼らの姿に、授業の度、昔の自分と比較してしまい、自分の情けなさを改めて痛感し、落ち込んだりもした。
でも、「いかに生きるか」という(ある種答えのない)命題の、自分なりの答えを考える上で、授業を通じ、様々な社会人の方々の人生観に触れられたことは、この上なく貴重な経験となった。

23-26日、大学時代の盟友、H・Sと熊本旅行。
レンタカー事故など若干のアクシデントなどもあったが、阿蘇の雄大な景色は最高だった。
二人には、本当に楽しい時間を共有させてもらった。
反省点としては、スケジューリングだったかな?
でも、そんなある程度適当な部分ありの旅行も、自分たちらしくてよかったのかも(笑)
年に数回しか会えなくても、今までに出会った大事な友人たちとは、こんな風にいつまでも付き合いを続けていきたい。


12月
M社では引き続き、CBIのお手伝い。
1-2日、島根にて開催される「しまね農村未来会議」なるものに、M社スタッフとして出席させてもらう。
超少子高齢化、過疎、農地山林の荒廃など、様々な問題を抱える中山間地域の「再生」をテーマに、同じような問題意識を持って活動をしている日本全国の団体が集まり、交流を含めた意見・情報交換のための戦略会議。
「農村の再生はなぜ必要なのか?「それは可能なのか?」「そもそも、本当に必要なことなのだろうか?」など、活発な議論が交わされて、いろいろと勉強させていただいた。
ただ、結局ディスカッションでも結論のようなものは出るに至らず、改めて農村や限界集落の未来を考えることの難しさを痛感・・・
個人的には、手立てとして考えられることが本当にあるのだろうかという、自分の無力感からの寂しさをおぼえた会議だった。

9日、高校3年間担任を務めていただいたU先生とさし飲み。
12月はどうもバイオリズムが不安定で、気分的にブルーになる瞬間が何度かあった。
ふと、ある時そんな状態になり、衝動的に連絡してしまったわけだけど、そんな急な誘いにも関わらず、先生は快く応じてくれて、すぐに会うことになった。
U先生に会うのは約一年ぶり。
この一年にあった情けないことの数々、そして愚痴を、嫌な顔ひとつせず、ひたすら真剣に聞いてくれた。
そんな先生に恵まれたことに、感謝・・・


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以上、かなり振り返りが遅く&長くなったけど・・・

2007年は、波瀾万丈、本当にいろいろなことがあった。
これまでの生きてきた中で、最も辛く、苦しかった。
でも、それだけに、いろいろなことを深く考える機会をもつことができ、いろいろな学びを得ることができたと思う。
そして、崖っぷちでも何とか踏みとどまれたのは、いろんな方々の支えがあってこそのことで、自分を支えてくれた全てのみなさんに、感謝の気持ちで一杯だ。

2008年のテーマは・・・「再起」
焦りは禁物だけれど、今年頑張らなければ、来年以降には絶対つながらない。
臥薪嘗胆、頑張る!!

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★2008/01/05 (Sat)

7月 
思考停止の症状は続くが、仕事のストレスはなくなる。
第一週、第二週の週末、大阪・京都にてラグタイムミーティング。
24日、高知に引越し。
28日、五台山竹林寺で世界的建築家になりつつある小嶋一浩さんの講演会にいく。
有名建築家の講演会によく参加していた学生時代を思い出し、なぜか切なくなる。


8月 
本を読んだり、フラっと街に出かけたり、自分に負荷をかけない生活を送る。
今後の建築との付き合い方のスタンスに悩む。
12-15日、お盆休みにHが来高。
東京の友達が、高知に、自分が出会う前に育った土地に一緒にいるということが、何とも不思議な感覚だった。


9月
2-8日、高知大学の学生主催の木造建築設計士セミナー「森の未来に出会う旅」に参加。
7月後半の申し込み時の動機は、講師で来てくださる高知の建築家の方々とのコンタクトにあったが、開催が近づくにつれ、建築との付き合い方の判断材料にしたいと考えるようになる。
建築から心が離れつつあるのを感じていた自分。
セミナーでは、その思いを増すこととなった。
なぜか、ということを言葉で表現するのは難しい。
それには、潜在意識のレベルで、いろいろな要因があったように思う。

ひとつ確信できることとして、高知大学の子たちとの出会いがある。
高知出身の子も、県外からの子もいたが、彼らの多くは「高知の活性化」ということに深い関心を持ち、大学1・2年からいろいろな課外活動に積極的に取り組んでいた。
彼らの随所に垣間見える、能力の高さ。
(ここでの能力とは、学力的能力ではなく、自分の頭で考え、行動する力のこと)
斜に構えた態度など微塵もなく、明るくて、謙虚で、素朴で、素直で・・・
そんな彼らのキラキラした目に、すっかり惚れ込んでしまった自分がいた。
大袈裟かもしれないけれど、それまでの自分の“荒んだ心・価値観”を浄化してくれるような、そんな澄んだ存在に出会った衝撃があった。

8日、セミナーの打ち上げ。
もうひとつ、実に不思議な巡り合わせが起こった。
「いなかインターンシップ」という取り組みがある。
高知の嶺北という中山間地域に大学生を送り込み、製材会社、農園、役場、宿泊施設、法人化した農家など、いわゆる就職活動前の職業体験的インターンシップとは違い、働くとはどういうことかということと同時に、地域やコミュニティの在り方などを、学生自身がいろいろと思慮する経験を積む機会を与える事業だ。
その「いなかインターンシップ」を考案し、いま高知大学と連携してコーディネート役をしているのがM社。
その社長(Hさん)が、セミナーの打ち上げでたまたま自分の隣の席になり、いろいろとお話させていただく機会をもつことができた。
そして、「後日、ちょっと二人で話をしないか?」ということになり、「路を迷っているんだったら、とりあえずうちで働いてみない?」と声をかけてくださったのだ。
本当に、不思議な縁だった。
だって、セミナー中はM社の存在も知らなかったし、隣の白髪のおじさんがそこの社長だってことも、初めはもちろん知らなかったんだから。
たまたま自分の席の隣が空いていて、そこに後から来たHさんが座っただけ。
文字通り、全くの偶然だった。

Hさんは、「田舎にこそ、日本の未来がある」と本気で信じている。
極度の少子高齢化、自然と人間が共存する社会、幸せをみんなで共有する社会、相互扶助の社会・・・
日本の未来の姿、そして目指すべき姿が田舎にはある。
Hさんの言葉で一番印象的だったのは、「いなかインターンシップは、田舎を助けるとか、救うとか、そういう視点からのものとはちょっと違っていて、もっと積極的な意味合いで、未来を地域と若者とで創造していく事業だと思っている。」という想いだった。

もともと、自分も「高知の活性化」にはかなりの思い入れがあった。
小泉政権の政策後、高知の街は疲弊の一途をたどり、その惨状には帰省の度に心を痛めていた。
お粗末極まりないものではあったけど、卒業計画で、自分なりに高知の状況を分析し、高知の活力を取り戻すための施設を計画しようと思ったあたりから、「高知をなんとかせんといかん」という想いを強くしていた。

「いなかインターンシップ」が、高知の未来を切り開いていく有効なツールとして機能するかどうか、これを書いている今でも、正直確信は持てていない。
でも、とりあえず「高知の活性化」に向けて行動をおこしてみること。
建築への未練にウジウジしないで、とりあえず次の一歩を踏み出してみること。
Hさんや高知大生との出会いという縁を、チャンスだと捉えること。
それが大切だと思った。
だから、とりあえずインターンという形で、いろいろと勉強させてもらうことにした。

★2008/01/05 (Sat)

みなさん、明けましておめでとうございます !!

何とも段取りが悪いわたくし、2007年振り返りが年を越えてしまいました。
振返り①はなんか、痛々しい・・・ (^_^;)


1月 
2日、同窓会。
高校時代の友人と再会する。
確実に時は流れていることを実感。


2月 
卒業計画提出。
惨澹たる結果に茫然自失。
でも、4月からの再起・活躍を妄信し、建築学科時代の反省をしなかった。
悪かったのは環境だと・・・

16-28日、岡山にて住まい探し。
4月からの生活を想像し、期待に胸を膨らます。


3月 
10-19日、イタリア卒業旅行。
大学時代、最高の想い出のひとつとなる。あの感動は忘れられない。

24日、送別会。
東京を去る自分のために、たくさんのラグタイムメンバーが集まってくれた。
もらった財布は、何物にも代え難い宝物。

25日、卒業式。
7年という、長かったような、短かったような、W大学生活が終わる。

27日、引越しの運び出し、そのまま岡山へ・・・


4月 
岡山入り、「K社」入社。
初日こそ21時くらいに帰宅できたものの、二日目は22時、三日目以降は23時帰宅が標準となる。
日が変わる前に晩飯、風呂、そしてすぐに就寝という生活は、眠りも浅くなって疲れがとれない。
隔週の連休も入社前と話が違い、月一に。
ただ、4月はまだみんなが優しく接してくれたので、そこまでの辛さは感じなかった。
月末には京都で環大学時代の盟友、B場っちの結婚式。


5月 
GWなし・・・ガーン。
代休はいつになったらあるんだろうという思いで、日々仕事。
5月の頭、3ヶ月は試用期間であるということを強調される。
つまり、このまま仕事ができないままだと、給与体制も考える必要があると宣告される。
仕事ができず、もの覚えが悪い自分に対し、社長や上司からの風当たりが強くなる。
ストレスで頭がクラクラするようになり、脳内がオーバーヒートする感覚に何度も襲われる。
休みに紀伊国屋で本を買い、スタバでそれを読むというのが、唯一の楽しみだった。


6月
上旬、社長から最後通告を受ける。
その理不尽さに、なんとか耐えてきた心がぽっきりと折れる。
そして、一番席が近い上司との関係も、最悪に。
もう精神的に崖っぷちだった。
致命的だったのは、ストレスで脳がほとんど思考停止状態に陥り、ありえない凡ミスを連発。
もう、普通のほうれんそう、雑用すらままならない状況になる。

6月後半、GWの代休を契機に実家、そして地元の心療内科へ。
診断書をもらい、休み明けに会社に提出。傷病休暇という形で3ヶ月の休暇期間をもらう。
でも、心の中ではもう退職を決心していた。

★2007/09/15 (Sat)

僕にはかけがえのない知己がいる。

資源時代の戦友(笑)、いまは司法試験を目指して法科大学院で勉強中のMちゃんは、そのひとり。

今日、そのMちゃんと久々に電話で語った。

Mちゃんの価値観はすごく個性的で、それでいて物事の本質を言い当てているような、不思議な説得力に満ちている。

「あぁ~・・・なるほど」って思わず納得して自分の価値観の一部として取り入れてしまいたくなるような内容に満ちている。

今日彼が語ってくれたのは、こんな価値観。


「世間一般でかっこいいと思われていること、世の中の人から注目されることを目指しても疲れるだけ。

自分の価値観で、自分だけが輝けるところを目指して、日々努力する。

そして、そこに誇りをもつ。他人がどう思おうが、そんなの関係ない。

そういう人生こそ、生きていて楽しいと感じる生き方なんじゃないか。」


ありがちな考え方かもしれない。

でも、知っていることと、自分のものになっていることは違う。

そういう考え方があることは、自分も知っていた。

でも、自分の中に浸透してはいなかった。

大切な捉え方を、改めてMちゃんが思い出させてくれた。

そんな友人に恵まれていることに、心から感謝。

★2007/09/14 (Fri)

今日、なんだか無性に桂浜からの景色が見たくなったので、行ってみた。 

一年前に坂本龍馬記念館に行ったことはあったけど、浜を歩いたのは多分10数年ぶり。

最後に来たのは、中学の遠足かなんかだったかな。

真昼間だったけど、人影もさほど多くなく、空も遠慮がちな模様を呈していて、

自分の中の桂浜の勝手なイメージ、情熱的な情景はそこにはなくて、

勢いのある青年というよりも、いろいろな悩みを経験して、穏やかな中にも何か譲れないものをもっている青年のような、

そんな桂浜の光景に、自分を重ねてみたりした。

・・・桂浜って、こんないいとこだったっけ?

今度来るときは女の子と来よう(笑)

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★ ILLUSTRATION BY nyao